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ヒートベンチレーション
システム

熱換気は、人間の運動能力の制御にとって欠かせないものです。私たちの後方を向いたベンチレーションパネルは、自然な空気の流れを利用 して、体の中の最大の放熱部分である背中から暖かくなった空気を引き離します。その結果、実際の使用においては6.5°Cも温度が下がることがわかっています。
通気性の高いメッシュ素材の精密カットバックパネルが、汗の蒸発や放熱を促します。これは、私たちのサマージャージで使用されている高機能素材とともに役割を果たし、気温が上昇するとライダーの体を冷やします。
汗の蒸発を利用して
放熱性を高める

効果 熱受容体 汗 熱 体を冷やす動き

を利用

夏のライディング条件では、熱が急激に上昇します。実験室でのシミュレーションでは、わずか10分で背中の表皮温度が6.5°Cも上昇しています。体のヒートゲインを制御するうえで、この背中を利用することは非常に重要です。SHIMANOのエンジニアとデザイナーは、汗が自然に溜まるこの部分を利用して、暖かい日や暑い日に長時間にわたってライダーが自らの能力を維持するのを手助けしています。
(皮膚温度)

ペダリング:1分後

ペダリング:10分後
皮膚の平均温度上昇
検討した部分に開放的なメッシュ素材を用いることで、快適性と保護機能を維持しながら、体温上昇の抑制を手助けします。ショルダーブレード間にある凹部をチャンネルとして利用することで、私たちは、高通気性メッシュ素材を自然な空気の流れの中に置き、皮膚温度を5°Cも下げることに成功しました。
(素材表面温度)


ペダリング:10分後

通気性メッシュ
通気性メッシュ
素材上のセラミックプリントが太陽光を反射し、表面温度の上昇を防ぎます。従来の素材に比べると、この最先端素材は3°C低い温度を維持します。炎天下での高速サイクリングに理想的です。



パネル全体にメッシュ素材を用いたこのジャージは、公式に発表された製品の中で最もクールな夏用モデル。晴れた日や湿度の高い日の長い上り坂でのライディングに最適です。内側の微細なラフメッシュ構造が、メッシュの穴から来る空気を分散させます。
風


(微細なラフメッシュ)
皮膚


このジャージには、表面にジグザグ状の凹凸パターンを持つ最先端素材が採用されています。凸部は、皮膚を乾燥した状態に保つ非吸収性素材で、凹部は、素早く乾燥させるために汗を取り込んで消散させる吸収性素材で作られています。そのため、暑いときにも快適さが維持されます。

