リモートワーク中心で、自転車通勤など外に出られないこんなとき、

食べ物でマインドスイッチする方法をお届けします。

大切なのは、季節によって変わる体調にあわせた食材を選ぶこと。

東洋医学では、春はポカポカ陽気と共に“陽の気”が上昇し、冬に溜まった老廃物を発散すると言われています。

そんな春は、生活環境の変化などによって知らないうちにストレスが溜まりやすく、「肝」がダメージを受けやすい季節でもあります。肝がダメージを受けると、イライラや憂鬱など精神的に不安定になりやすく、身体的にも頭痛やめまい、胃腸の不調、月経障害、むくみなどのさまざまな不調を引き起こしがちに。

このような不調を感じたら、まずは肝を休めるように意識することがとても重要です。積極的に身体をリラックスさせ、気分的に開放感を感じる時間を取り入れるようにしましょう。 朝は余裕をもって早めに起床し、肝の経路である足の内側から身体の前面をゆっくりとストレッチすると肝機能の向上が期待できます。(下図参照)

また、毎日の食事の中にも肝を助けるひと工夫を。寒い冬から暖かい春に向けては身体がまだ完全に切り替わっていないため、酸の香りでリラックスするのが効果的です。食材には生命力のある青色の野菜を選ぶと、より肝機能の働きが活性化するでしょう。

この春は「肝」の不調を改善し、春の陽気をうまく迎え入れられる身体に整えていきましょう。

豆乳パンペルデュ・サレ

【材料】

〖卵液〗 

豆乳 200㏄

卵 2個

塩 小さじ2

コショウ 適宜

タイム 1枝

〖飾り野菜〗

ブロッコリー 小房2(1/4にスライス)

マッシュルーム 4枚(1/4にスライス)

スナップエンドウ4個

アスパラガス 2本(縦半分に切る)

紫ブロッコリースプラウト 適宜

イタリアンパセリ 1枝

〖パン〗

パンドミー 2枚(角食も可)

ライ麦丸パン 2個(プチフランスパンも可)

〖果実〗

モンキーバナナ 2本(半分に切る・普通のバナナだと1本)

いちご 2個

【作り方】

❶バットに卵液の材料をすべて入れて混ぜ合わせる。

❷パンを30分程、卵液にしっかりと中に染み渡るよう浸す。

❸フライパンを火にかけ、温かくなったらオリーブ油をしき、卵液を含んだパンを中火で片面焼き、一度皿へ取り出す。

❹フライパンにオリーブ油をしき、飾り野菜を並べて、その上に焼いていない面のパンを戻し、中火で2~3分焼く。

❺同じフライパンにバナナといちごを加えて1分程火を通す。

❻焼き色がついたら、パンをひっくり返して出来上がり。

※好みでメープルシロップを果実にかけても。

付け合わせ 桜とカリフラワー / 黄色パプリカとレモン

【材料】

〖液〗

酢 200ml

水 400ml

きび砂糖 大さじ4

塩 大さじ1

ローリエ 2枚

鷹の爪 2本

黒コショウ 10粒

〖桜とカリフラワー〗

桜の塩漬け 5個(水でさっと桜の塩を流す)

カリフラワー 1/2房(子房からはずす)

〖黄色パプリカとレモン〗

黄色パプリカ 1個(一口大)

レモン 1/2個(スライス)

マスタードシード 小さじ1(無くても可)

【作り方】

❶〖液〗のすべての材料を鍋に入れ火にかける。砂糖が溶け、ひと煮立ちしたら火を止める。

❷保存便に〖液〗以外の材料をそれぞれの瓶へ。液を流し込む。

●食(レシピ)の情報提供・協力 石光映美子

東洋医学陰陽五行を軸に、空間と食・大切な人に贈る食を提供するフードセラピストとして活動。株式会社シマノが運営する「Life Creation Space OVE」のcafeでメニュー開発や食事の提供を行うかたわら、「earthday いのちの森」明治神宮の食プロデュースを行うなど、さまざまな方面で活躍中。

●ストレッチの情報提供・協力 TEETER TOTTER

東京・広尾で、鍼灸やマッサージ、トレーニングを中心にしたプログラムでコンディショニング

サービスを提供。ひとり一人に合ったコンディショニングメニューをパーソナルスタイルで実践。

石光さんのレシピはCyclingoodで公開中です!

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