パワーメーター簡単導入ガイド
パワーメーターの初期設定
E-TUBE PROJECT Cyclistを用いたパワーメーターの設定を行います。
STEP 1 01
E-TUBE PROJECT Cyclistをスマートフォンにインストールします。
STEP 1 02
SHIMANO IDを取得し、ログインします。
[新規登録]をタップ
STEP 1 03
E-TUBE PROJECT CyclistとパワーメーターをBluetooth®LEで接続します。
※パワーメーターのコントロールユニットのボタンを押して、Bluetooth®LE 接続待ち状態にしてから、E-TUBE PROJECT Cyclistを操作してください。
[+]をタップ 接続するパワーメーターの[登録]をタップ [OK]をタップ
STEP 1 04
パワーメーターのファームウェアを最新にします。
[アップデート]タブをタップ パワーメーターのパネルをタップ [アップデート]をタップ
STEP 1 05
使用するデバイスに適した通信方式に [Force Vector]/[Cycling Power]/[Bicycle Power] を設定します。 表の内容が、推奨の設定となります。
推奨設定内容 使用デバイス ANT®+/ANT® Bluetooth®LE スマートフォン(E-TUBE RIDE) - [Force Vector] Garmin®デバイス [Force Vector] * [Cycling Power] Wahooデバイス [Force Vector] - - Bluetooth®LEでのパワーメーターとの通信対応機種については、こちらをご確認ください。
- Garmin®デバイスとスマートフォン(E-TUBE RIDE)、Wahooデバイスとスマートフォン(E-TUBE RIDE)を同時に使用することもできます。
[カスタマイズ]タブをタップ 通信方式の表示欄をタップ
スマートフォン(E-TUBE RIDE)の推奨設定 Garmin®デバイスの 推奨設定 Wahooデバイスの 推奨設定
[確定]をタップ
STEP 1 06
マグネット校正とゼロオフセット設定を行います。
[カスタマイズ]タブをタップ [マグネット校正]をタップ 自転車を表示の通りに配置し、[開始]をタップ クランクを正方向に回し、パワーメーターのLEDライトが光り始めた位置で止めて[次へ]をタップ [撮影開始]をタップ スマートフォンをクランクと平行に構える クランクを正面から撮影 クランクアームが枠内に入るように角度を調整 [ゼロオフセット設定]をタップ クランクアームを表示の通りの位置にして[開始]をタップ
STEP 1 07
設定が終了したらE-TUBE PROJECT Cyclistとパワーメーターの接続を切ります。
[切断]をタップ
パワーメーターのデータ受信設定(スマートフォン)
パワーメーターの通信方式の設定が、推奨の設定(STEP1 手順⑤)になってるか再確認してください。
STEP 2 01
E-TUBE RIDEをスマートフォンにインストールします。
STEP 2 02
E-TUBE RIDEを起動させ、STEP1で登録したSHIMANO IDでログインします。
[ログイン]をタップ
STEP 2 03
センサーとして、パワーメーターを追加します。
※パワーメーターのコントロールユニットのボタンを押して、Bluetooth®LE 接続待ち状態にしてから、E-TUBE RIDEを操作してください。
[追加]をタップ 追加するパワーメーターの[追加]をタップ 追加完了
STEP 2 04
E-TUBE RIDEの画面で、パワーメーター関連の表示が可能です。
※表示アイテムのカスタマイズ設定で、パワーメーター関連のアイテムを選択してください。
設定はこれで終了です。
実際に走行し表示や記録が正しく動作するかご確認ください。STEP 2 05
動作確認のため、走行ログの記録を開始します。
記録開始アイコンをタップ
STEP 2 06
走行ログの記録を停止して、保存します。
ポーズアイコンをタップ [終了]をタップ [保存して終了]をタップ
パワーメーターのデータ受信設定(Garmin®)
対応機種:Edge® 1040、Edge® 1040 Solar、Edge® 840、Edge® 840 Solar、Edge® 540、Edge® 540 Solar、Edge® 1030、Edge® 1030 Plus、*2 Edge® 1000、Edge® 830、*2 Edge® 820、Edge® 530、*1 *2 Edge® 520 Plus、*1 *2 Edge® 520
*1: 該当機種は、ForceVectorに関しては記録のみ対応いたします。・パワーメーターを追加する場合は、登録時に表示画面を設定しないことをおすすめします。センサーの登録に成功したら、STEP2 手順⑥に戻り、「Force Vector Viewer」を選択し、表示画面を設定します。
・「Force Vector Viewer」が正しく表示されない場合は、再度STEP2 手順⑥に戻り、「Force Vector Viewer」を選択しなおしてください。
*2: 該当機種はパワーメーターとのBluetooth®LEでの通信に対応していません。個別データフィールド(パワー、ケイデンス、左右バランスに関わる全ての項目)には情報は表示されません。
Force Vector Viewerのデータフィールドで表示させるか、アクティビティを記録した後、SHIMANO CONNECT Labでデータを確認してください。
パワーメーターの通信方式の設定が、推奨の設定(STEP1 手順⑤)になってるか再確認してください。
Garmin®デバイスでのフォースベクトルの設定には二つの工程があります。
工程1:STEP2 手順①~⑦は「Connect IQ Store」から入手したForce Vector
Viewerでフォースベクトルのデータを受信する設定をおこなう工程です。この工程はパワーメーターのANT®+/ANT®のセンサーを使用します。
工程2:STEP2 手順⑨はパワーメーターのBluetooth® LEのセンサーを使用して、通常のパワーのデータを受信する設定をおこなう工程です。
Garmin®デバイスで全てのパワーデータを受信するには、両方の工程が必要です。
STEP 2 01
「Connect IQ™ Store」をスマートフォンにインストールします。
Garmin Connect™ MobileとGarmin®デバイスをペアリングした状態で行ってください。
Garmin Connect™ Mobileをインストールされていない方はこちらを参照ください。STEP 2 02
ファームウェアが最新でない場合は下記のいずれかの方法でファームウェアを更新してください。
・PCアプリケーション(Garmin Express™)を使用する。・Garmin® デバイスがWi-Fiセットアップをサポートしている場合はこの機能で自動更新する。STEP 2 03
Connect IQ™アプリを起動させ、「Shimano」「Force Vector」で検索します。
● ご使用のGarmin®アカウントでサインインしてください。
[検索]をタップ 「Shimano」「Force Vector」を検索
STEP 2 04
検索結果画面で、「Force Vector Viewer」をダウンロードします。
※Edge® 520Jをご使用の方は、「Force Vector Viewer for Edge® 520J」をダウンロードしてください。
[インストール]をタップ [許可]をタップ
STEP 2 05
Garmin Connect™ Mobileの同期アイコンをタップして Garmin Connect™ MobileとGarmin®デバイスの同期を行ってください。
同期するとGarmin®デバイスに「Force Vector Viewer」がダウンロードされます。同期アイコンをタップ
STEP 2 06
Garmin®デバイスの表示画面設定で、「Force Vector Viewer」を選択します。
「Force Vector Viewer」はカテゴリ選択内の[Connect IQ]の中にあります。※操作は、使用するデバイスによって異なります。
[Connect IQ]が表示されるまで遷移 [Connect IQ]を選択 [Force Vector Viewer]を選択 [✓]を選択
STEP 2 07
Garmin®デバイスとパワーメーターをANT+®/ANT®でペアリングします。
クランクを回してパワーメーターを起動させ、Garmin®デバイスに検出させると自動的にペアリングされます。
ペアリングが完了すると、パワーメーターからのANT+®/ANT®で取得した情報がデータフィールドに表示されます。- Garmin®デバイスのセンサーの設定からペアリングすることはできません。
- 別のパワーメーターとペアリングした場合は、Force Vector Viewerの設定(STEP 2 手順⑧参照)で正しいANT® IDを入力するか、「0」を入力して初期化し、ペアリングをやり直してください。
STEP 2 08
Garmin Connect™ MobileでForce Vector Viewerの設定もおこなえます。
- Average[sec]:表示情報を平均する秒数の設定。初期値は1秒(平均なし)です。
- Sensor ID:ペアリングするパワーメーターを下記のいずれかの方法で変更することができます。
通常はペアリングされているANT® IDが表示されます。- パワーメーターのANT® IDを直接入力してパワーメーターを指定し、ペアリングする。
- 初期値[0]を入力し、最初に検出したパワーメーターとペアリングする。
[アクティビティ、アプリなど]をタップ [データ項目]をタップ [Force Vector Viewer]をタップ [設定]をタップ 設定項目を選択
STEP 2 09
Bluetooth®LEの情報を提供するセンサーとして、パワーメーターを追加します。
- パワーメーターのコントロールユニットのボタンを押して、Bluetooth®LE 接続待ち状態にしてから、Garmin®デバイスのセンサー設定でパワーメーターを選択してください。
- Bluetooth®LEでのパワーメーターとの通信対応機種については、こちらをご確認ください。
STEP 2 10
Garmin®デバイスの表示画面で、パワーメーター関連の表示が可能です。
- Force Vector Viewerのデータフィールドは、トレーニングページに配置されるデータフィールドとして選択可能です。表示中のトレーニングページの既存データフィールドを差し替える、項目数を増やして増えたデータフィールドに設定する、またはトレーニングページを増やしてForce Vector Viewerのデータフィールドを表示してください。
- パワーメーターを使用するアクティビティプロフィールが複数ある場合、それぞれにForce Vector Viewerのデータフィールドをどのデータスクリーンでもよいので最低1つは必ず設定してください。データの記録がおこなわれなくなる場合があります。
- Force Vector Viewerのデータフィールドは表示サイズにより、表示する内容が異なります。分割数1にして全画面で表示しますと表示できるすべての項目が表示されます。また、複数のデータフィールドを同一トレーニングページ内および異なるトレーニングページで表示することが可能です。
- [ForceVector]モードで接続したパワーメーターから受信するパワー、ケイデンス、左右バランスは、Force Vector Viewerのデータフィールドでのみ表示されます。仕様により通常の個別データフィールド(パワー、ケイデンス、左右バランスに関わる全ての項目)では表示されませんのでご注意ください。 [Cycling Power]モード/[Bicycle Power] モードで接続したパワーメーターから受信した情報は、通常の個別データフィールドに表示可能です。
設定はこれで終了です。
実際に走行し表示や記録が正しく動作するかご確認ください。STEP 2 11
アクティビティの記録を開始します。
※走行ログの記録を開始する前にSTEP 3 手順①~④をおこなっておくと
今回の走行ログからSHIMANO CONNECT Labにアップロードすることができます。- Force Vector Viewerが設定されたデータフィールドが、Garmin®デバイスの画面に表示された状態で、タイマーを開始してください。表示されていない状態でタイマーを開始すると、Force Vectorの情報が記録されません。
STEP 2 12
アクティビティの記録を停止し、走行ログを保存します。
Garmin Connect™ Mobileをインストールされていない方へ
Garmin Connect™ Mobileのインストールおよびペアリング
01
Garmin Connect™ Mobileをスマートフォンにインストールします。
02
Garmin®アカウントを取得し、ログインします。
[アカウントの作成]をタップ
03
Garmin Connect™ MobileとGarmin®デバイスをペアリングします。
[デバイス追加]をタップ ご使用のGarmin®デバイスを選択 [開始]をタップ ご使用のGarmin®デバイスを選択 [ペアリング]をタップ ペアリング完了
パワーメーターのデータ受信設定(Wahoo)
対応機種:ELEMNT BOLT , ELEMNT ROAM , ELEMNT
パワーメーターの通信方式が推奨の設定(STEP1 手順⑤)になっているか再度確認してください。
STEP 2 01
ANT®の情報を提供するセンサーとして、パワーメーターを追加します。
※パワーメーターのコントロールユニットのボタンを押して、Bluetooth®LE 接続待ち状態にしてから、Wahooデバイスのセンサー設定でパワーメーターを選択してください。
・Wahooデバイスの左側面の電源ボタンを押して、設定画面を表示
・右側面の上下ボタンを押して、[センサーを追加]にカーソルを移動
・[センサーを追加]を選択センサーに近づけてそのまま待機してください。 [保存]を選択
STEP 2 02
パワーメーターの情報がWahooデバイスのデータ表示画面[データフィールド]に表示されるように設定します。
※センサーの設定が完了すると自動的に表示設定画面に移行します。
STEP 2 03
データ表示画面でパワーメーター関連の表示が可能です。
設定はこれで終了です。
実際に走行し表示や記録が正しく動作するかご確認ください。STEP 2 04
ライドの記録を開始します。
走行ログの記録を開始する前にSTEP3の①~④をおこなっておくと次回の走行ログからSHIMANO CONNECT Labに自動的にアップロードすることができます。
STEP 2 05
ライドの記録を停止し、走行ログを保存します。
SHIMANO CONNECT Labへのデータ転送(スマートフォン)
STEP 3 01
走行ログ一覧画面で、アップロードする走行ログを選択します。
アップロードする走行ログをタップ 基本データ表示 グラフ/ベクトル表示
STEP 3 02
走行ログをSHIMANO CONNECT Labへアップロードします。
青いアップロードアイコンをタップ [はい]をタップ IDとパスワードを入力して[送信]をタップ 内容を確認して[送信]をタップ
STEP 3 03
PCでSHIMANO CONNECT LabのWEBページを表示します。
https://connect-lab.shimano.com/signin
- Force Vectorの解析画面はスマートフォンの表示に対応しておりません。PCもしくはタブレットからご確認ください。
STEP 3 04
STEP1で登録したSHIMANO IDでログインします。
[SHIMANO IDでログイン]をクリック IDとパスワードを入力して[送信]をクリック
STEP 3 05
「フォースベクトル対応パワーメーター」を選択します。
[フォースベクトル対応パワーメーター]を選択し[OK]をクリック
STEP 3 06
走行ログを確認、分析します。
SHIMANO CONNECT Labへのデータ転送(Garmin®)
STEP 3 01
PCでSHIMANO CONNECT LabのWEBページを表示します。
https://connect-lab.shimano.com/signin
- Force Vectorの解析画面はスマートフォンの表示に対応しておりません。PCもしくはタブレットからご確認ください。
STEP 3 02
STEP1で登録したSHIMANO IDでログインします。
[SHIMANO IDでログイン]をクリック IDとパスワードを入力して[送信]をクリック
STEP 3 03
「フォースベクトル対応パワーメーター」を選択します。
[フォースベクトル対応パワーメーター]を選択し[OK]をクリック
STEP 3 04
設定画面でGarmin®アカウントと連携します。
ご使用のGarmin®アカウントを設定してください。[連携]をクリック Garmin®アカウントのIDとパスワードを入力して[送信]をクリック
STEP 3 05
走行ログの保存が完了すると、自動的にGarmin Connect™ Mobileへアップロードされます。
Garmin Connect™ Mobileに走行ログがアップロードされると、
連携したSHIMANO CONNECT Labへアップロードされます。
STEP 3 手順①~④が完了した後、Garmin®デバイスで走行ログの記録を行い、
SHIMANO CONNECT Labに正しくアップロードされるか確認してください。- [Force Vector]モードのパワーメーターのデータは、仕様により特別なフォーマットで保存されるため、Garmin Connect™および連携する他社サービスでは、パワー、ケイデンスなどの情報が表示されません。
Garmin Connect™から、データをSHIMANO CONNECT Labに転送してご確認ください。 - SHIMANO CONNECT LabからStrava、TainingPeaks、Today's Planへデータ転送が可能で、転送先でもパワー、ケイデンスなどの情報が表示されます。
- 仕様により、Force Vectorに関する情報は2秒ごと記録・表示されます。その他のパワー、ケイデンス、パワーバランス、ペダリング効率の情報は通常通り毎秒記録・表示されます。
- [Force Vector]モードのパワーメーターのデータは、仕様により特別なフォーマットで保存されるため、Garmin Connect™および連携する他社サービスでは、パワー、ケイデンスなどの情報が表示されません。
STEP 3 06
走行ログを確認、分析します。
- 走行ログがうまくアップロードできていなかった場合は、下記の点を確認ください。
- 画面上部のベルマークをクリックすると転送中や解析中の表示が出ますか?
表示が出ている場合は、クラウドでの処理中のため、処理がおわるまでお待ちください。 - Garmin Connect™からの転送を行っている場合、Garmin Connect™に走行データは表示されますか?
設定画面より、連携されている状態かをご確認ください。連携されていない場合はGarmin Connect™から走行ログをダウンロードの上、SHIMANO CONNECT Labの画面上部の[アップロード]をクリックしてください。 - Garmin® Edge® からの自動アップロードを行っている場合、スマートフォンアプリに走行データは表示されていますか?
スマートフォンからのアップロードが実施されていない場合があります。ご確認ください。
SHIMANO CONNECT Labへのデータ転送(Wahoo)
STEP 3 01
PCでSHIMANO CONNECT LabのWEBページを表示します。
https://connect-lab.shimano.com/signin
- Force Vectorの解析画面はスマートフォンの表示に対応しておりません。PCもしくはタブレットからご確認ください。
STEP 3 02
STEP1で登録したSHIMANO IDでログインします。
[SHIMANO IDでログイン]をクリック IDとパスワードを入力して[送信]をクリック
STEP 3 03
[フォースベクトル対応パワーメーター]を選択し[OK]をクリック
STEP 3 04
設定画面でWahooアカウントと連携します。
ご使用のWahooアカウントを設定してください。[連携]をクリック WahooアカウントのIDとパスワードを入力して[送信]をクリック
STEP 3 05
走行ログの保存が完了すると、自動的にWahoo Fitnessへアップロードされます。
Wahoo Fitnessに走行ログがアップロードされると、連携したSHIMANO CONNECT Labへアップロードされます。
STEP 3 手順①~④を行った後に、Wahooデバイスで走行ログを記録し、SHIMANO CONNECT Labへ正しくアップロードされるか確認してください。- 走行ログがWahoo Fitnessにアップロードされるには、Wahooデバイスが”Wahoo Fitnessアプリ「ELEMNT」”で接続されているか、”Wi-Fi”で接続されている必要があります。
STEP 3 06
走行ログを確認、分析します。
- 走行ログがうまくアップロードできていなかった場合は、WahooデバイスとWahoo Fitnessアプリ「ELEMNT」と接続しなおして、アプリの履歴画面に走行ログが表示されているのを確認ください。