自転車活用推進法でスマートな日本へ。自転車活用推進法でスマートな日本へ。

自転車活用推進法という法律をご存じですか?

これは2017年5月に施行された、自転車を総合的・計画的に推進するものです。

自転車は二酸化炭素を排出しないエコな乗り物であること、災害時などでも機動的に活用できること、さらには健康づくり、交通渋滞の緩和という経済的にも社会的にも広く効果があることを基本理念とした法律です。

と聞くと、なんだか難しそうに感じますが、自転車がもたらす価値が総合的に認められ、これからの社会に有効に活かしていこうという動きです。この法律によって、クルマと人と自転車がもっと気持ちよくスムーズに行き交うまちづくりが盛んに行われ、IoTやAIの発達によって、あらゆる場面での利便性が向上することが期待されます。

この法律で策定された施策は、地方公共団体にもその動きが波及していき、あなたの街も「自転車で走りやすくなった」「より便利になった」という変化が少しずつ増えていくことでしょう。

身近な日常生活での活用や健康づくり、レジャーとしてのサイクリングなど、自転車を楽しむ人がどんどん増えていく世の中が想像できます。

また、2020年5月には、厚生労働省による新型コロナウィルス感染症対策の専門家会議で提唱された「新しい生活様式」でも自転車利用の併用が推進されています。この機会に、社会に役立つ自転車の在り方を見直し、自転車通勤など自転車の活用を検討してみるのはいかがですか?

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どう選ぶ?自転車保険

自転車で走っているとき、クルマや歩行者と接触しかけてヒヤリとした経験がある方も多いのではないでしょうか?自転車ライフを安心して楽しむためにとても重要なのが、自転車保険。

多くの自転車保険は相手にケガをさせてしまった、または物を壊した場合に適用される「個人賠償保険」と、自分がケガをした際の入院・手術などに適用される「傷害補償」の2つがセットになっています。月々の保険料が300円程度と少額の“本人型”、配偶者も補償される“夫婦型”、家族構成によって保険料がお得になる“家族型”、と主に3つのプランがあり、補償やサービスによって保険料が変わってきます。では、何を基準に自転車保険を選んだらよいのでしょう?

1番のポイントは個人賠償補償の補償額。保険会社によって幅がありますが、被害状況により、数千万円の賠償金を命じられるケースもあるため、慎重に選ぶ必要があります。さらに通院した日数分の保険料が支払われる通院補償や、自走不能となった自転車を希望の場所まで移動してくれるロードサービスの上限距離なども選択時のポイントです。

わかっていても、つい後回しにしがちな自転車保険の手続き、実は多くがインターネットやコンビニの端末などから簡単に加入できます。ほんの少しの手間をとるだけで、大きな安心につながります。

自転車保険の詳細はコチラ。

https://bike.shimano.com/ja-jp/mindswitch/cycling/insurance/

マインドスイッチでは、自転車や自転車通勤による健康的で豊かなくらしを実現するための情報をこれからも皆様にお届けしてまいります。