
リモートワーク中心で、自転車通勤など外に出られないこんなとき、食べ物でマインドスイッチする方法をお届けします。
大切なのは、季節によって変わる体調にあわせた食材を選ぶこと。
気温が上昇して本来ならば、活動的になる春。コロナウィルスの影響で、ウキウキとした気分にはなれませんが、もともと春は心身ともにストレスを抱えやすい時期であることをご存知でしょうか?
まず身体のストレスは、気温の上昇に伴って体温調節で熱を発散しようとするものの、冬の時期の「熱を溜め込む」力がまだ残っていて上手く熱を出せないという状況になりやすいと考えられています。
次に心のストレスについては、人間関係などの環境変化の影響で受けるストレスに加え、「新しいことをはじめよう」というポジティブな行動にエネルギーが注がれてしまい、かえって疲れてしまう状況に。中医学ではこのようなストレスによって「肝」(肝臓・自律神経など)が低下しやすくなるとも言われています。
心身のストレスには、精神の安定に良いとされる小麦やレモン、身体の熱を逃がす働きのあるトマトやアスパラガス、パプリカなどを摂るのがおすすめ。目にも楽しいこのような一品を食卓に取り入れ、春の身体に変わる移行期を上手に過ごしましょう。
春野菜のケークサレ
【材料】(直径20㎝パウンドケーキ型)
卵 2個
牛乳 100ml
オリーブ油 50ml
レモンの皮 1/4個(みじん切り)
コショウ 適宜
小麦粉(薄力粉) 120g
ベーキングパウダー 小さじ1
粉チーズ 40g
シュレッドチーズ 40g
ベーコン 5枚(1㎝幅に切る)
玉ねぎ 1/2個(みじん切り)
ブロッコリー 小房4個(半分に切る)
マッシュルーム 5個(スライス)
赤パプリカ 1/2個(1㎝角)
【飾り野菜】
ズッキーニ 1/2本(0.5㎝輪切り)
ミニトマト 3個(半分に切る)
アスパラガス 1本
【作り方】
❶フライパンに油をしき、玉ねぎ・ベーコン・マッシュルームを入れて玉ねぎが透明になるまで炒め、冷ます。
❷ボールに卵を割り入れ、泡だて器で軽くほぐし、牛乳・オリーブ油・レモンの皮を入れてよく混ぜる。
❸②にふるった小麦粉・ベーキングパウダーと粉チーズ・シュレッドチーズ・コショウを入れて菜箸で混ぜる。(菜箸で混ぜるとふくらみやすい)
❹③に①とブロッコリーとパプリカを入れ、木ベラでざっくりと混ぜ合わせる。
❺オーブンシートを敷いた型に流し込み、飾り用野菜をのせる。
❻190~200度に予熱したオーブンで20分焼き色を付け、一度取り出してアルミ箔をふわりとかぶせて、20~30分焼く。竹串をさして生地がついてこなければ出来上がり。

●食(レシピ)の情報提供・協力 石光映美子
東洋医学陰陽五行を軸に、空間と食・大切な人に贈る食を提供するフードセラピストとして活動。株式会社シマノが運営する「Life Creation Space OVE」のcafeでメニュー開発や食事の提供を行うかたわら、「earthday いのちの森」明治神宮の食プロデュースを行うなど、さまざまな方面で活躍中。
石光さんのレシピはCyclingoodで公開中です!
https://cyclingood.shimano.co.jp/life

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