リモートワーク中心で、自転車通勤など外に出られないこんなとき、食べ物でマインドスイッチする方法をお届けします。

大切なのは、季節によって変わる体調にあわせた食材を選ぶこと。

雨が続くと思えば快晴になり、暖かいと喜べばまた寒くなり…。くるくると気候が変わりながら、ようやく春を迎えました。この時期は陽気の高まりと共に体内の新陳代謝が活発化し、エネルギー消費も増加します。さらに冬に蓄えたものを使い始める季節でもあることから「解毒の季節」とも言われています。

このデトックス効果を助ける食材はほろ苦い山菜や緑茶で、春の食材が季節による身体の変化に対応したものであることがよくわかります。

こうして食を意識しながら、活動的な季節に合わせて普段はあまりやらないコンディショニングをプラスしてみましょう。そのひとつ、「ジャンプ」は、着地したときの衝撃が足の裏に数多くあるセンサーを活性化させて足部の血行を促進します。デスクワークの時間が長い人は足指の第3関節を曲げて関節に刺激を与えるとアンチエイジングにも効果的です。

コロナウィルスの影響でいつもと違う春ですが、春は新年度のはじまりです。スタートの季節に、不要なものは食でデトックス、簡単なコンディショニングでアンチエイジングの新習慣をはじめてみませんか?

春のほろにが緑茶ケーキ

【材料】

バター 100g

きび砂糖 100g

白ごま 大さじ1

りんご 1/4個

(a)卵 2個

豆乳 大さじ2

(b)緑茶パウダー 5g

小麦粉 100g

ベーキングパウダー 3g

(c)甘納豆 80g位

小麦粉 小さじ1

  • 【下準備】

❶バターを室温に戻す。

❷型にバター(分量外)を塗り、オーブンシートを敷く。

❸オーブンを170℃に温める。

❹(a)を溶き合わせる。(b)ふるっておく。(c)甘納豆のまわりの砂糖をさっと水を通してザルにあげ、小麦粉をまぶす。

【作り方】

❶ボウルに柔らかくなったバターを入れ、ゴムベラでクリーム状に練り、きび砂糖を加え、泡立て器でしっとりふんわりするまですり混ぜる。

❷①に(a)を2回に分けて入れ、(b)を入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜる。

❸型に生地を半量入れ、(c)とりんごを全体に入れて残りの生地を流し入れる。平らにならし、白ごまをふりかける。

❹170℃のオーブンに入れ、10分経ったら取り出し、真ん中に切れ目を入れて再び30~35分焼く。

❺竹串で真ん中をさし、生地がついてこなかったら出来上がり。

●食(レシピ)の情報提供・協力 石光映美子

東洋医学陰陽五行を軸に、空間と食・大切な人に贈る食を提供するフードセラピストとして活動。株式会社シマノが運営する「Life Creation Space OVE」のcafeでメニュー開発や食事の提供を行うかたわら、「earthday いのちの森」明治神宮の食プロデュースを行うなど、さまざまな方面で活躍中。

●ストレッチの情報提供・協力 TEETER TOTTER

東京・広尾で、鍼灸やマッサージ、トレーニングを中心にしたプログラムでコンディショニングサービスを提供。ひとり一人に合ったコンディショニングメニューをパーソナルスタイルで実践。

石光さんのレシピはCyclingoodで公開中です!

https://cyclingood.shimano.co.jp/life/