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この度、当ウェブサイトにて、従来より販売しているブランドのラインナップ情報へのリンクを新たに追加しました。

新たに設定したブランドは以下の通りです:

ROAD : TIAGRA/SORA/CLARIS

MTB : ALIVIO/ACERA/ALTUS

LIFESTYLE : ALIVIO/ACERA/ALTUS, TOURNEY

これらのリンクは、各カテゴリーの「PRODUCT」内にある「GROUPSET」に設定しております。

各ブランドのラインナップや部品ごとの詳細な仕様・特徴については、ブランド名をクリックしてご確認ください。

加速性能を分解

グッと踏んだらグッと進むホイール、すなわち加速性能が優れたホイールを開発する要素として、駆動剛性の向上と加速に必要なエネルギーの低減という2つの性能向上に努めた。

駆動剛性

従来モデルに比べ飛躍的に駆動剛性を上げることに成功した。
従来製品のC40-TLに対し、C36-TLが63%、C50-TLは69%、C60-HR-TL(高剛性仕様)では89%も向上した。

加速に必要なエネルギーの低減

従来製品のC40-TLに対し、C36-TLが12%、C50-TLは10%、C60-HR-TLでは6%のエネルギー低減を達成した。

7秒間で35→45km/hまでWHを加速させるためのエネルギー

[算出条件]
ライダー+車輪無しバイク重量 80kg
WH重量 各モデルで変動

エアロダイナミクス

従来製品のC40-TLと比べ、同程度のリムハイトのC36-TLでは、すべてのヨー角において空気抵抗を低減。実際の走行時に受ける風向きを考慮した換算手法*において、約3Wの削減となった。
もちろんC50-TLもC60-HR-TLもさらに空気抵抗が低減されている。

 

*風洞実験にて計測した空気抵抗値を、走行時に受ける風向比率で加重平均して算出。風向比率は風速3~5m/sの環境下において車速48km/h前後で走行した際にライダーが受ける風向を超音波風向風速計にて実測。

[計測条件(風洞実験グラフ)]
フロントホイール単品に生じる空気抵抗値
風速/車輪回転速度:48km/h
タイヤ:Schwalbe Pro One TLE 25c

回転抵抗

シマノの厳格な基準(規格)に基づいて強度と耐久性を担保しつつ、どの速度域においても回転抵抗を64%以上削減した。

[計測条件]
シマノ独自の回転抵抗測定機にて計測。
フロントハブとリアハブの回転抵抗を合算。
Driving Rotation:-64%@10km/h,-65%@50km/h,-67%@100km/h

3種類の 「勝つためのホイール」

勝つために必要な性能は、ライダーやステージによって異なる。
ライダータイプ、コースプロファイル、レースシーン等、様々な角度から科学した結果、勝つための3種のキャラクターに辿り着いた。

C36
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C36

Focus on Climbing

山岳ステージでのアタックを想定し、全体重量のみならず、鋭い加速につながる外周重量を低減した、山岳ステージ、クライマー向けの軽量モデル。

アタックが多くかかる山岳ステージを想定した、クライマー向けの軽量モデル。
ただやみくもに全体重量を軽量化するのでなく、ペダリングを駆動に推進する駆動剛性や、鋭い加速につながる外周重量の低減など、山岳ステージを速く走るために設計された。
昨今の山岳ステージはテクニカルな下りも多く、下りでレース展開が変わることも多々ある。100km/hに達することもあるダウンヒルを優にこなせるよう、エアロダイナミクスを犠牲にしない、必要な横剛性を確保するなど、速く走るための要素をバランスよく突き詰めた結果が36mmハイト。
山岳を愛するすべてのライダーへ贈るホイール、それがC36。

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C50
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C50

All-Rounder

アップダウンの激しいクラシックレースや単独逃げ切りにフォーカスしたオールラウンドモデル。

速くて、扱いやすくて、軽い。C60に匹敵する空力性能を持ちながら、C36に肉薄する重量で登坂もこなせる万能モデル。
アップダウンの激しいレースにフォーカスし、短い急坂でのトルクフルなアタックやコーナーが多いテクニカルなダウンヒル、単独の逃げシーンなど、勝敗に直結する様々なシュチュエーションでアドバンテージを得られるように設計された。
すべてのライダーにお薦めできるシマノ史上最高のオールラウンドホイール、それがC50 。

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C60-HR
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C60-HR

For high speed and Powerful riders

スプリントやその前の位置取り、タイムトライアルのような高速走行に特化したモデル。 平坦を得意とするライダーは相対的に高出力のライダーが多いため、その強いパワーに耐えられるよう、他2モデルと設計を変えた高剛性仕様。

スプリントやその前の位置取り、平坦ハイスピードステージのような高速走行にフォーカスしたモデル。
エアロダイナミクスを追求し、空気抵抗を大きく削減した。
また、スプリントや平坦を得意とするライダーは相対的に高出力のライダーが多く、より高い剛性を求める選手が多いことが、プロチームによるテストでわかった。その強い出力ともがきに耐え、それらをロスなく推進力に変換できるよう、他2モデルと設計を変えてHR(高剛性)仕様としている。
スピードスターとパワフルなライダーにお薦めする、シマノ史上最速ホイール、それがC60-HR。

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What is HR, and why?

プロチームとテストを進める初期段階で、スプリンターや高出力のライダーから「もっと剛性が高い方がよい」という意見をもらった。そこで横剛性、縦剛性、駆動剛性の3つのパラメーターが異なる複数のプロトタイプを制作し、ライダーたちにテストしてもらうと2つのことがわかった。ひとつは、特にバイクを振ってもがくことが多いスプリンターはフロントホイールの横剛性が高いことを好むこと。もうひとつは、瞬間1,500Wを優に超えるパワフルなライダーには、その出力を受け止め、ロスなく推進力に変える駆動剛性が必要なことである。この2つの条件を満たすため、C60は専用設計のハブとスポークを用いた高剛性のHR(High Rigidity )バージョンとした。

C36
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C36

Focus on Climbing
C50
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C50

All-Rounder
C60
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C60

For high speed