この度、当ウェブサイトにて、従来より販売しているブランドのラインナップ情報へのリンクを新たに追加しました。

新たに設定したブランドは以下の通りです:

ROAD : TIAGRA/SORA/CLARIS

MTB : ALIVIO/ACERA/ALTUS

LIFESTYLE : ALIVIO/ACERA/ALTUS, TOURNEY

これらのリンクは、各カテゴリーの「PRODUCT」内にある「GROUPSET」に設定しております。

各ブランドのラインナップや部品ごとの詳細な仕様・特徴については、ブランド名をクリックしてご確認ください。

この記事でわかること:

 

  • SHIMANO DEORE M7200/M6200 メカニカルドライブトレインが、ケーブル操作ならではのクラシックでシンプルな操作性をどのように実現しているのか。
  • XTRやDEORE XTから受け継いだ、ロープロファイルで耐衝撃性に優れたリアディレイラーや、向上したチェーン安定性など、DEOREに採用された主な設計の特長。
  • シフティング、クランク、ブレーキといった各コンポーネントの新要素と、シーズンを重ねても高い性能を発揮し続ける、耐久性とメンテナンス性に優れたシステムとしてのDEOREの魅力。

すべてのライダーが、MTBにバッテリーを求めているわけではありません。
慣れ親しんだシンプルさを持つ機械式変速こそが最適だと考える人もいます――それはまったく問題ありません。

 

電動であれケーブル式であれ、SHIMANOのマウンテンバイク用ドライブトレインは、精密な性能、卓越した信頼性、そして長期間にわたる耐久性において、長く、確かな歴史を築き続けてきました。

DEORE パフォーマンスの再定義

主な特長として、極めてタフなリアディレーラーを採用。
極限のペダリング負荷がかかる状況でも、素早く確実なシフティングを実現します。

そのロープロファイル設計は、上位グレードのDi2ドライブトレインにも通じるもの。スリムなウェッジ形状スタビライザーは、障害物に引っかかりにくく、トレイルでの衝撃を受け流しながら、変速性能を損なうことなくスムーズに元の位置へと復帰します。

 

さらに、新型DEOREリアディレーラーは、XTRやXTと同様に最新のディレイラーハンガー規格に対応。
この重要なコンポーネントが、上方向からの致命的な衝撃を安全に吸収します。

ライドを台無しにする破損の代わりに、ハンガーが衝撃を受け止めることで、高価なパーツ交換やフレーム交換に至るリスクを軽減。より短時間でトレイル復帰が可能になります。

衝撃を受け流すリアディレーラー

さらに、アップデートされたケージとソリッドプーリーの採用により、

トレイル上の異物が機構内部に噛み込むリスクを低減。

 

Di2モデルと同様に、ワイドリンク構造を採用することでリアディレーラー全体の剛性と耐久性をさらに高めています。加えて、デュアルスプリング構造のスリムなチェーンスタビライザーにより、特別なメンテナンス周期を設けることなく、安定した変速性能を持続します。

 

この独自のデュアルスプリング設計は、スプリングの力を従来比で70%向上。
チェーンの巻き付き量(チェーンラップ)を高め、テンションを強化することで、より確実なチェーン保持を実現しています。カセットの歯先が摩耗していく状況でも、ライドを重ねるごとにスムーズな変速が持続します。

 

新型DEOREリアディレーラーは、12速HYPERGLIDE+対応(RD-M7200)および11速LINKGLIDE対応(RD-M7230)のロングケージ仕様をラインアップ。従来モデルと比較してコストは上がっているものの、それはハードに攻めるマウンテンバイカーの要求に応えるための、耐久性への新たなコミットメントを体現するものです。

 

一方で、耐久性よりコストを重視するユーザーに向けては、従来の設計を踏襲した12速HYPERGLIDE+対応のRD-M6200も用意されています。

手になじむエルゴノミクス

新しいDEOREドライブトレインは、より人間工学に基づいて設計された新型シフトレバーによって操作します。
レバーストロークを短縮し、より明確でキレのある操作感を実現しました。

 

さらに、シンプルなケーブルルーティングと最適化されたパドル角度を組み合わせることで、シフト操作の可動域全体にわたり、親指が自然に触れ、広い接触面で快適に操作できる設計となっています。DEOREリアディレーラー同様に、新しいシフターもさまざまなバイクやドライブトレイン構成に対応する複数のバリエーションを用意しています。

 

HYPERGLIDE+ 12速に対応するSL-M6200シフターは、通常のバイク向けにマルチシフト機能を搭載。一方、SL-M6210はeMTB向けに設計されており、カセットへのダメージを防ぐためシングルシフトのみに対応しています。

 

さらに、LINKGLIDE 11速システム向けにはSL-M6230をラインアップ。

すべてのDEOREシフターは、I-SPEC EVとクランプバンドの両仕様が用意されています。

耐久性に優れたクランクで、思いのままにコントロール

DEOREドライブトレインは、耐久性と剛性に優れた2ピース構造のクランクセットも大きな特長です。
最適化されたQファクター(176mm)、剛性に優れる24mmスチールアクスル、そして高い耐久性を備えたワンピース構造のスチール製チェーンリングを採用。SHIMANO独自のテクノロジーにより、優れたチェーン保持性能を実現しています。

 

クランク長は165mm、170mm、175mmをラインアップし、チェーンリングは30Tまたは32Tから選択可能。
走るフィールドやライディングスタイルに応じた最適なセッティングが可能です。

さらにDEOREクランクセットは、XTRやXTファミリーの幅広いチェーンリングとも互換性があり、カスタマイズの自由度も大きく広がります。

目的に応じた選択できる2種類のカセットスプロケット

DEOREの進化を象徴する要素のひとつが、新たに登場した2種類の12速カセットです。
性能重視か、コストと耐久性重視か――ライダーが明確に選べるラインアップとなっています。

 

DEORE CS-M7200カセットは、スチール製スプロケットに加えて最大ギアにアルミ製を採用。
10-51Tのワイドレンジを備えつつ、軽量かつパフォーマンス志向の仕様に仕上げています。

 

一方、耐久性とコストパフォーマンスを重視するライダーには、CS-M6200カセット。
オールスチール構造により、シーズンを重ねたハードな使用にも応えながら、同じく510%のワイドなギアレンジを提供します。

 

両カセットともに、負荷のかかる状況でもスムーズで確実な変速性能を発揮。
DEOREが、トレイルライディングに最適化されたドライブトレインとして、SHIMANOのハイエンド設計をより身近な存在へと引き下げていることを改めて示しています。

シンプルな機械式変速に、信頼で応える

結論として、新しいテクノロジーをいち早く取り入れるライダーであっても、慣れ親しんだスタイルを重視するライダーであっても、そのすべてに応えます。

 

そして、私たちの目指すものは常に変わりません。

 

それは、あらゆるライドに「確信」をもたらすこと。

思い通りにバイクを操れるという確信。
コンポーネントが意図通りに機能するという確信。

 

そして、それらが長いシーズンにわたり高い耐久性を発揮し続けるという確信です。

シマノは、この約束を長年にわたり培ってきた高耐久ドライブトレインによって実現してきました。
その最新形が、新しいDEOREラインアップです。

 

必要とされる機能と豊富な選択肢を備え、コストを抑えながらも、自分の理想に合わせたバイクセッティングを実現できる――それがDEOREです。